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クマ駆除を頼んでおいて撃ったらダメ? ハンター逆転勝訴が突きつける行政と制度の大矛盾

ヒグマ駆除ハンターの逆転勝訴

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「撃ってくれ」と頼まれて撃ったら猟銃を取り上げられた
こんな理不尽が、8年もまかり通っていた。

きょう3月27日最高裁第3小法廷の林道晴裁判長が下した判決は多くの人の胸にストンと落ちるものだったと思う。
北海道砂川市のハンター・池上治男さん(77)の猟銃所持許可取り消し処分は「違法」。
2審の札幌高裁判決を破棄し、池上さん側の逆転勝訴が確定した。

ようやくである。本当にようやく。

わたしはこのニュースを見てまず安堵のため息が出た。と同時に、ここまで長い年月がかかったことへの怒りもじわりとこみ上げてくる。

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市に頼まれ 警察が見守る中での発砲だった

あらためて経緯をたどりたい。

2018年8月、砂川市にヒグマが出没した。市は北海道猟友会砂川支部長の池上さんに駆除を要請。池上さんは現場へ出動し、市の職員や警察官が立ち会うなか、ライフル銃を1発撃ってヒグマを仕留めた。

見事な一撃。
住民の安全は守られた。

ところが翌2019年4月北海道公安委員会は「弾丸が届くおそれのある建物に向けた発砲だった」として
池上さんの猟銃所持許可をばっさり取り消してしまう。鳥獣保護管理法と銃刀法に抵触するという判断だった。

ここで池上さんの言葉を思い出してほしい。

「ハンターに頼んでおいて撃ったらだめだったと言われたら何を信用したらいいのか」

この一言にすべてが凝縮されている。自治体が「助けてくれ」と呼んでおきながら
助けた人間の権利を奪う。まるでハシゴを外すような仕打ち。
これでは誰だって次にクマが出たとき引き金を引けなくなる。

1審の札幌地裁は2021年12月池上さんの発砲は「公益目的」であり実際に弾丸が建物に当たってもいないことから
処分は違法と判断した。至極まっとうな結論だったと思う。

しかし2審の札幌高裁は2024年10月、をひっくり返す。弾が岩などに当たって予想外の方向へ飛ぶ「跳弾」のリスクを重く見て処分は適法だと結論づけた。

跳弾のリスク。
たしかに銃を扱う以上、ゼロにはできない。けれど、それを言い始めたら野外でのクマ駆除は永遠に不可能になってしまう。どんな場所だって、地面があり岩がある。あまりにも机上の空論ではないだろうか。

最高裁が示した「萎縮させてはならない」という重い言葉

きょうの最高裁判決は、まさにその矛盾を正面から断ち切った。

林道晴裁判長は、池上さんの発砲に一定の危険性があったことは認めつつも、それが「公務員の要請に基づき、公務員の警護のもとで行われたもの」だった点を重視。
そのうえで許可取り消しという処分は「あまりに酷」であり「ハンターが発砲をためらい、萎縮させる」ものだと指摘した。

この「萎縮」という表現がずしりと重い。

いま全国で、クマによる人身被害が急増している。市街地への出没も珍しくなくなった。その最前線で住民を守っているのは、池上さんのようなベテランハンターたち。彼らが「撃ったら免許を取られるかもしれない」と怯えながら現場に立つ状況を、最高裁は「権利の乱用」と断じた。

原告側の弁護団は声明で、この判決を「札幌高裁判決の不当な論理を木っ端微塵に打ち砕くもの」と表現している。力強い言葉だけれど、決して大げさではないと感じる。

忘れてはいけないことがある。池上さんは2018年から実に7年以上、猟銃を持てなかった。77歳のベテランハンターにとって、銃を持てない日々がどれほど悔しかったか。想像するだけで胸が痛い。

変わり始めた制度 それでも残る課題

社会の方も少しずつ動いてはいる。2025年9月には改正鳥獣保護管理法にもとづく「緊急銃猟制度」がスタートし
自治体の判断で市街地でもクマへの発砲が認められるようになった。池上さんの事件がこの法改正を後押しした面は間違いなくある。

ただ制度が変わっても現場で銃を構える人間がいなければ意味がない。全国的にハンターの高齢化と減少は深刻で、なり手不足はずっと続いている。
「撃ったら罰せられるかもしれない」という前例が残ったままでは若い世代が猟友会の門をたたく気にはなれないだろう。

だからこそきょうの最高裁判決の意味は大きい。

住民の命を守るために現場で体を張る人たちを行政がきちんと守る。
その当たり前のことを最高裁が改めて示してくれた。
遅すぎたとは思うけれど、正しい結論にたどり着いたことを、わたしは素直に喜びたい。

池上さん本当におつかれさまでした。
どうか再び誇りを持って銃を手にしてほしい。

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